【図解】もう迷わない!パワーポイント資料のレイアウトテクニック①

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【作成編】パワーポイント資料の本文のレイアウト設計①

パワーポイント資料の作成においてレイアウトは基本かつ最重要ポイントですが、実は奥が深く難易度が高い作業でもあります。今回から2回にわけて、レイアウトのテクニックを紹介します。

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今回は、以前ご説明した「本文のレイアウトの統一化」を図りながら、実際にパワーポイント資料の本文を作成する方法を解説していきます。

パワーポイント資料の本文のレイアウトのルールは、最初の数ページを作成する過程で定めていきます。
ルール化を意識しながら資料を作成し、スライド間やオブジェクト間で統一を図り、統一した内容をルール化するといったアプローチになります。

ページのレイアウト設計は難易度の高い業務です。
慣れないうちは、手書きのメモで配置を検討してからパワーポイント資料を作成するようにしてください。

1.スライドのメッセージとなるテキストボックスの配置

最初に設計する要素は、スライドの主張となる中心的なテキストの配置です。
読み手がスライドの中核的なメッセージであることを認識できるよう、テキストボックスは最上部か最下部の中心に配置し、他のテキストよりも大きなサイズになるよう調整してください。
このテキストボックスが各スライドで同じようにレイアウトされていれば、読み手はこのテキストが主張であることを把握し、内容を理解するスピードが上がります。
同じようなレイアウトのスライドでは、同一ルールの下にテキストボックスを配置するようにしてください。

レイアウトを軽視すると、資料の見栄えを損なうばかりか、メンテナンス性も悪くなります。
レイアウトのルールは、資料を作り込む前にしっかり設計しておいてください。

また、複数のオブジェクトをきれいに配置したい時は「配置」機能を必ず活用してください。
各オブジェクトの上下左右の辺の位置を揃えたり、中心線で位置を揃えたり、均等な幅で整列させることが可能です。
完璧に配置されているか否かで資料の完成度の見え方は違ってくるものです。

2.図表やテキストのボリュームの調整

パワーポイント資料では各スライドが簡潔にまとまっていることが基本です。
しかし、フォーマットの自由度が高いため、1スライドの情報量が多くなってしまう傾向があります。
1スライド1メッセージの原則に則り、主張となるテキスト以外の図表やテキストは補足と位置付け、できるだけ簡潔な構成にすることを心がけてください。

テキストが多過ぎると、メッセージが分散して大事なことが伝わりにくくなります
文章で簡潔に表すことができない場合は、図解で表現するか、スライドを分けることをご検討ください。メッセージが複数混在していると感じられた際には、スライドを分解してまず問題ありません。
また、パワーポイント資料の文章は3行程度に抑えなければ、プレゼン時に読んでもらうことが難しいことも念頭に置いてください。
情報量が少ないことよりも、情報量が多くてゴチャゴチャしていることの方が読み手にストレスを与えます。

3.左上から右下へ向けた導線設計

最後に、スライド内の情報の流れを調整します。
読み手の目線の動きを踏まえて、オブジェクトはスライドの左上から右下へ向けて配置していきます。

パワーポイント レイアウト

情報が伝えたい順序で左から右、上から下、左上から右下へ配置されている必要がありますので、このルールは必ず守ってください。

次回の記事では引き続きスライド内のレイアウト設計についてご紹介していきます。
【図解】もう迷わない!パワーポイント資料のレイアウトテクニック②

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