資料作成代行とは

資料作成代行サービスとは

資料作成代行とは、ビジネスで使用する営業資料や企画書などの作成業務を外部に委託するサービスです。
資料作成代行と呼ばれるサービスの多くはパワーポイントを中心としたスライド形式の資料を対象としており、対応範囲は主に構成(ストーリーライン)からスライドデザインまでとなります。

料金は依頼内容やボリュームによって異なりますが、デザインのみであれば1ページあたり数千円〜1.5万円、構成から依頼する場合は別途構成費用が必要になる料金体系が一般的です。
品質向上や業務効率化を目的として、多くの企業で活用されているサービスです。

資料作成代行サービスの対応範囲

対応範囲は、主に以下のフェーズに分かれています。

企画構成案の作成

企画構成では、ターゲットや目的、ゴールといった前提条件を整理したうえで、全体の骨子となる構成案(ストーリーライン)を作成します。ヒアリングのほか、手元のメモやポンチ絵、既存資料などをもとに情報を整理していくのが一般的です。

デザイン・レイアウトの設計

構成案や原稿をもとに、情報を視覚的にわかりやすく伝えるためのビジュアル設計や最適なレイアウトを構築。目的や用途に合わせて、スライド全体を見やすく統一感のあるデザインに整えます。

※グラフの作成、アニメーションの設定なども対応範囲に含まれる場合がありますが、多くは基本料金ではなくオプション料金となるため注意が必要です。

一方で、取材・撮影、プレゼンテーションの実施、市場調査、印刷・製本、配布・郵送などはサービスの対応範囲に含まれないことが一般的です。

対応する資料の種類

資料作成代行で依頼できる資料の種類は多岐にわたり、部門によって求められる資料も異なります。ここでは、主な利用部門ごとに整理して紹介します。

営業部門

営業資料、企画書・提案書、会社紹介資料、媒体資料、導入事例(ケーススタディ)資料など、商談の推進や売上拡大を目的とした資料

マーケティング部門

ホワイトペーパー、セミナー・ウェビナー資料、展示会・イベント用資料など、リード獲得や顧客育成、市場への情報発信を目的とした資料

人事部門

採用説明会資料、採用ピッチ資料、社内研修・教育資料など、人材採用や社内教育、組織のエンゲージメント向上を目的とした資料

経営企画・IR部門

決算説明会資料、中期経営計画書、経営方針説明資料、ロードショーマテリアル、株主総会資料など、投資家・株主・金融機関・社員に向けた意思決定や方針共有を目的とした資料

事業開発部門

事業計画書、投資家向け資料調達ピッチ資料、アライアンス(業務提携)提案書など、新規事業の立ち上げ、予算獲得、社外提携を目的とした資料

研究開発・医療系部門

学会発表資料、学会ポスター、講演会資料、研究成果報告資料など、専門的な技術・研究成果の共有、事業化、学会や外部への発表を目的とした資料

資料作成代行の3つの分類

資料作成代行の市場は、依頼する業者の体制や得意領域によって大きく「専門業者」「オンラインアシスタント」「個人・クラウドワーカー」の3つに分類されます。

① 専門業者(資料作成特化型)

資料作成に特化した事業者です。構成からデザインまでの一貫対応が多く、さまざまな業界のビジネスに応じた専門ノウハウを蓄積している傾向があります。
対応範囲や品質管理は業者ごとに異なるため、選定基準に照らし合わせて比較することが重要です。

② オンラインアシスタント型

資料作成に限らず、データ入力や翻訳など事務作業全般を幅広く請け負う事業形態です。
資料作成は数あるタスクの一つとして扱われるため、構成提案まで対応できるかどうかは依頼先によって差があります。

③ 個人・クラウドワーカー

クラウドソーシング等を通じて個人に依頼する形態です。
コストを抑えやすい一方、対応品質や継続的な体制は担当者個人のスキルや稼働状況に依存します。

このように、資料作成代行と一口に言っても、対応範囲や体制、専門性には事業形態による違いがあります。
特に構成からデザインまでを一貫して任せたい場合や、継続的な依頼・高い品質を求める場合は、資料作成を専門に扱う専門業者が有力な選択肢となります。

ただし、専門業者の中でも対応範囲や体制、実績には差があるため、価格だけで判断するのではなく、後述する5つの基準に沿って比較することが失敗しない発注先選びにつながります。

資料作成代行サービスを利用する3つのメリット

資料作成代行サービスを利用することで得られる主なメリットを3つにまとめました。

① コア業務への集中と時間の創出

資料作成にかかる多くの時間や人的リソースを外部へ委ねることで、営業活動や企画立案、顧客対応といった本来の重要業務に専念できるようになります。
スライドの構成検討やデザイン調整に費やしていた時間を削減し、社内リソースを適切に配分し直すことで、コア業務への集中と時間の創出が可能になります。

② 柔軟な対応力の確保と属人化の解消

資料作成業務を外部へ切り出すことで、業務の標準化が進み、属人化のリスクを軽減できます。また、社内リソースだけでは対応が難しい短納期での依頼や、大量の資料作成が必要な局面においても、外部の体制を活用することで柔軟な対応力を確保できます。

③ 構成・デザインのノウハウによる品質の向上

構成やデザインに関する専門的なノウハウを持つプロが制作を担当することで、情報が整理され、意図が正確に伝わりやすい資料となります。
また、専門家による客観的な第三者視点が入ることで、社内では気づきにくい説明不足や論理の飛躍が解消され、資料の説得力も高まります。

失敗しない資料作成代行サービスの選び方:重視すべき5つの比較基準

資料作成代行を比較する際は、料金や納期といった条件面だけでなく、以下の5つの観点で評価することが重要です。

1. 複雑なビジネスを理解し、構成・企画設計から任せられるか

手元にある素材をもとに構成案を作成してもらえるかどうかで、発注時に発生する作業負担は大きく変わります。特に専門性の高い業界や複雑な事業では、資料作成の前提として自社のビジネスモデルや背景を正しく読み解くビジネス理解力が求められます。
支給された情報を単に整理するだけでなく、丁寧なヒアリングを通じて情報を体系化し、ストーリーの構築から提案まで対応してもらえるか。またビジネスの文脈を踏まえた上で企画・構成から任せられるかどうかが、選定における重要なポイントとなります。

2. 多くの企業に選ばれてきた実績があるか

幅広い業界や企業規模からの依頼実績は、サービスの品質や対応力を見極める指標の一つとなります。特にセキュリティやコンプライアンスの基準が厳しい大手企業との取引実績が多い場合は、相応の運用体制が整っている目安となります。
実績を確認する際は、取引件数の多さだけでなく、自社と類似した業界や資料種別の対応経験が含まれているかどうかにも注目しましょう。

3. 料金体系やサービスルールが明確か

Webサイトやサービス資料に基本料金をはじめ、オプション費用の条件や最低発注金額などが明示されているかは、取引の透明性を測る指標となります。
また金額面だけでなく、修正回数の条件やキャンセル規定、秘密保持契約(NDA)の取り扱いといった運用ルールが事前に開示されているかも確認したいポイントです。価格とルールの双方が可視化されている事業者を選ぶことで、発注後の認識ズレや想定外のコスト発生を防ぐことができます。

4. 十分な制作体制・プロジェクト管理能力が整っているか

対応できる制作規模や進行のスピードは、事業者のリソースや管理体制に大きく左右されます。特にチーム単位で品質管理や進行管理を行う仕組みの有無は、継続的な発注や急ぎの案件における対応力を測る指標となります。
希望する納期やボリュームに応じた柔軟なリソース調整ができるか、そして進行・品質管理のバックアップ体制が整っているか。この両面を備えているかどうかが、十分な制作体制・プロジェクト管理能力があるかを判断する基準となります。

5. 目的や用途に応じた適切なデザイン表現ができるか

ビジネス資料におけるデザインは、単に見た目を美しく整えるだけでなく、利用シーンや読み手に応じて情報を直感的に伝える役割を果たします。装飾の華やかさだけでなく、情報の優先順位や視線誘導を考慮した適切なレイアウト設計ができるかが重要です。
過去の制作実績やデザインに対する基本的な考え方が事前に開示されているかを確認することが、用途に応じた適切なデザイン表現ができるかを評価する目安となります。

資料作成の外部委託で「失敗・後悔」しやすい典型的なトラブル例

資料作成代行を利用する際、実際にどのような点でつまずきやすいのか。依頼前に押さえておきたい注意点として、代表的な3つのトラブル例を紹介します。

安さを優先した結果、修正のやり取りで「金額以外のコスト」がかさむ

コストの低さを優先して選ぶと、ヒアリングが十分に行われないまま進行し、定型フォーマットへの配置や最低限のデザイン調整にとどまるケースがあります。その結果、意図とのズレを直すための手戻りが繰り返し発生し、当初は想定していなかった確認や指示出しに追われることになります。発注費用を抑えたつもりが、やり取りに多大な時間と労力を費やしてしまい、結果的に金額以外のコストが大きくかさんでしまうことがあります。

見栄えは綺麗だが、自社のビジネスや強みが伝わらない

依頼した指示通りに見栄えを整えてもらったものの、資料が抱える本質的な課題が解決されていないケースがあります。
指示内容への対応や体裁のブラッシュアップにとどまり、読み手(ターゲット)の視点に立った根本的な構成の改善提案までは行われないためです。その結果、見た目は綺麗にまとまっていても伝えるべき意図が届かず、実際のビジネスシーンにおいて機能しづらい資料になってしまうことがあります。

データが自社で編集しにくい形式・状態で納品される

納品データの仕様について事前にすり合わせを行っていないと、PDFなどの編集できない形式で納品され、社内でのテキスト変更や軽微な修正が行えないケースがあります。PowerPointなどの編集可能な形式で納品されると思い込んだまま発注し、後になって編集できない形式だったと気づくことも少なくありません。
また、編集可能なファイル形式であっても、特定のフォントや複雑なレイアウト構造に依存して作成されている場合、実質的な修正が難しくなることがあります。結果として「ちょっとした文言の更新すら自社で行えない」という、運用上の不便が生じることになります。

このように、資料作成代行を利用する際は、価格だけでなく体制やルールの明確さといった注意点を事前に確認しておくことが、失敗を避けるポイントになります。

5つの基準からみる、バーチャルプランナーと一般的な専門業者の比較

資料作成代行サービス「バーチャルプランナー」とは

株式会社ストリームラインが提供するバーチャルプランナーは、あらゆるビジネス資料に対応したパワーポイント専門の資料作成代行サービスです。お客様ごとの課題に応じたフルオーダーメイドの構成設計・デザインで、やり取りの手間を抑える高い初校クオリティを追求しています。

ここでは、前述した「失敗しない5つの選定基準」に照らし合わせ、一般的な専門業者の傾向とバーチャルプランナーの対応体制を比較・整理いたしました。

バーチャルプランナー一般的な資料作成代行業者
複雑なビジネスを理解し、
構成から任せられるか?
詳細なヒアリングを通じて潜在的な課題やニーズを抽出するため、要件が定まっていない状態でも依頼可能。
案件ごとの特性に応じ、企画構成からデザインまで一貫して対応。
要件がある程度固まっていることを前提とする場合が多く、白紙の状態からの依頼に対応できる幅は業者によって異なる
多くの企業に選ばれてきた実績があるか累計支援企業数1,100社以上、うち上場企業250社以上の実績があり、インタビューを含む具体的な事例を80件以上公開。取引実績の規模や企業数がサイト上で公開されているかどうかは、業者によって差がある。また、具体的な事例などが公開されていないケースもある。
料金体系やルールが明確か企画構成価格・デザインのページ単価をサイト内に記載。
編集可能なパワーポイント形式で納品され、著作権も納品と同時にお客様へ譲渡されるなど、成果物の取り扱いについてもルールを明記。
料金の内訳や納品形式、著作権の扱いといった項目について、契約前にどこまで開示されているかは業者によって差がある
制作体制・プロジェクト管理能力が整っているかパワーポイント資料作成の専門家が20名以上社員として在籍し、機動力の高い内製体制を維持。
営業やデザイナーなど最低4名のプロジェクトチームを編成し、ヒアリングから納品まで進行と品質の管理を一貫して行う。
数名規模で運営される事業者が多く、体制規模や専任スタッフの人数は事業者によって差がある
目的や用途に応じた適切なデザイン表現ができるか体系化された独自のデザインメソッドを保有。情報の優先順位や読み手の視線誘導を考慮したレイアウトを設計し、ビジネスの訴求内容を的確に伝えるビジュアル表現を行う。デザインの考え方や手法が体系化され公開されているケースは少なく、担当者の経験や感覚に依存する場合がある。
また、汎用的なテンプレートに当てはめる形でデザインが行われるケースもある。

バーチャルプランナーの実績と取り組み

幅広い業界・企業規模での実績

2016年の創業以来、バーチャルプランナーの累計支援企業数は1,100社以上、うち上場企業は250社以上にのぼります。商社、不動産、金融・保険、製薬・医療、人材、IT・通信、小売、教育、建設、化学など、業種を問わずあらゆる業界の企業の資料作成を支援してきました。

また、対応する資料の種類も多岐にわたります。

バーチャルプランナーの対応資料種

  • 営業資料
  • 企画書・提案書
  • ホワイトペーパー
  • 採用説明会資料
  • セミナー・講演資料
  • 会社紹介資料
  • 事業計画書
  • プレゼン資料
  • 媒体資料
  • 学会発表資料
  • チラシ・ポスター  …など

営業の現場で使う資料から、経営層向けの資料、社外への発信を目的とした資料まで、用途や読み手の異なる幅広い資料を作成いたします。

独自の理論に基づくデザインメソッド

バーチャルプランナーのデザインは、担当者個人の感覚やセンスに依存するものではなく、社内で体系化された設計プロセスに基づいて制作されています。「読み手の理解を十分に引き出し、顧客の成果につなげる」という原則のもと、前提条件の把握やデザイン要件のすり合わせを経て、資料全体・個々のスライド・要素という3つの視点を往復しながら、情報整理からデザインルールの反映までを一貫した思考で進めています。
このデザインの考え方・手法は「バーチャルプランナー独自のデザインメソッド」で詳しく公開しています。

まずは、お気軽にご相談ください

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